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【ネタバレ・あらすじ】なぜ支持される!?「善悪の屑・外道の歌」人気の理由


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

コミックの良い所は、現実では起こり得ないことが描かれる点です。特にSFファンタジーものは夢とロマンがあって大変人気のジャンルですよね。

その一方で、人の欲望や願望を作品の中で実現してくれる、そんな作品も人気があります。アダルト系もそのひとつでしょう。

その中で、今大変な人気を誇る作品があります。その名も、「善悪の屑」「外道の歌」。

なんだか物騒なタイトルですが、中身はそれ以上に物騒です。にもかかわらず、女性の支持も高いこの作品の人気のワケは何でしょう?

ネタバレ含めご紹介します。

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善悪の屑・外道の歌、あらすじと登場人物


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

主人公と言えるのは、2人。父親から引き継いだ古本屋、「カモメ古書店」を経営する鴨ノ目武(カモ)と、相棒で同居している島田虎信(トラ)です。

彼らは罪を犯しながら罪を反省せず、相応の罰も受けずにのうのうと生活している犯罪者に対し、被害者に成り代わって復讐する、いわゆる「復讐屋」を裏の家業にしています。鴨ノ目のおじにあたる刑事が復讐屋の仕事を裏で支えており、被害者の手による復讐を支援する「朝食会」という組織の代表・榎加世子や鶴巻といったキャラクターがいます。


(出典元;少年画報社 渡邊ダイスケ)

だいたい1~2話で一つのストーリーが完結(中には長いものもあり)しますが、いずれも犯罪と法の裁きが釣り合っていない場合や、全く罰せられていない(いじめやパワハラによる自殺など)ケースなど、納得できない遺族や被害者からの依頼で「本来ふさわしい罰」を与えます。

当初は「善悪の屑」というタイトルでシリーズ化していましたが、第2部は「外道の歌」として現在も連載されています。


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

カモとトラは、古本屋の経営の裏で、どこからか噂を聞きつけた「客」に対して、復讐の代行を行っています。

組織力で被害者自身による復讐の手助けを行う「朝食会」の榎加世子からは、素人呼ばわりされていますが、うまく住み分けをしているといったところです。

時にそれは「死」よりも辛い生き地獄を背負わせることもあれば、依頼内容がいわゆる「自業自得」での死であった場合などはその依頼を断るケースもあります。

また、被害者自身が復讐を思いとどまった場合でも、カモ自身が許せないと感じた場合(子供が犠牲になったケースなど)はそのまま続行することもあり、トラとケンカになることも。


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

実はカモは過去に妻と子供を理不尽に殺害されたことがあり、自身の手で加害者に裁きの鉄槌をくだしました。

「一線を越えた」カモとトラは、一切の情けをかけずに粛々と復讐を代行していくようになるのです。

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エピソード紹介

それでは、既刊の中からいくつかエピソードを紹介します。

カモのエピソード(外道の歌 1巻第1話~)


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

このエピソードは、カモがなぜ復讐屋をやり始めたかが描かれます。

妻と子供の3人で、平凡ながら幸せな毎日を過ごしていたカモ。妻は子育てに追われ、家事は手抜きですが娘は良い子に育ち、カモは父親としての幸せもかみしめていました。

ある時、自宅に帰るとパトカーがおり、近所の人たちから早く家に帰れと言われます。玄関は開け放たれ、その隙間からシートに覆われた妻の手が見えます。

自分の留守中、ある男につけ狙われた妻が襲われ、騒いだ娘もろとも殺害されていたのでした。暴行を受ける娘をかばおうと、妻は娘に覆いかぶさって息絶えていました。

生きる気力を失ったカモに、刑事であるおじが犯人の情報を伝えます。カモは、ある決意を胸に男の家を訪ね・・・

モーちゃんの仇(善悪の屑 1巻 第7話)


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

ある日、古書店に幼い女の子が訪ねてきます。

学校で飼育されていて、みんながかわいがっていたウサギのモーちゃんが何者かに蹴り殺されていたと、その女の子は涙ながらに話します。

「モーちゃんはウサギで、大きな声で泣けないの。だから周りの大人が気づかなかった」

そういった泣く女の子に、カモは自分の娘・リナの面影を重ねます。

内容が内容だけに渋るトラに対し、カモは「いくら出せる?」といつも通り女の子に聞くと、女の子は「お小遣い3か月分!」といい、依頼を受けます。

犯人の少年グループは、今日も学校を荒らし、反省の色はゼロでした。カモとトラは、モーちゃんがされたことと同じことを、その少年グループに行います・・・

壊れゆく乃亜ちゃんママのエピソード(モデルとなった事件:音羽殺人、滋賀2幼児殺害)


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

加藤真理江は母子家庭育ち。貧困から脱却するために猛勉強の末、東京の大学へ進学することになり、その後も一流と呼ばれる企業に就職します。そこで誰もがうらやむ男性と結婚し、娘を出産して人生は順風満帆…

SNSに自身の生活をアップしてはマウントをとる日々を送っています。

しかし娘・乃亜が幼稚園に通い始めると、それまで思うがままだった真理江の行く手に「ママ友」たちが立ちふさがります。

些細な言動や身に着けているものでお互いをけん制し合い、隙あらば崖から突き落とすかのように無視、子どもの仲間外れなどあからさまに行うのです。

イライラの止まらない真理江は、夫の事業失敗も重なり、次第に我を失ってしまい、ボス的存在のママ友の娘を殺害してしまいます。


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

逮捕されたものの、心神耗弱で大した罪に問われなかった真理江に対し、娘を殺された母親は復讐をカモとトラに依頼するのですが・・・

いずれも過激なシーンが多いですが、第2部の「外道の歌」になると、6巻以降登場人物のタイプが少し変わります。

当初は加害者と被害者のみ、という構図でしたが、第6巻にはモテない男と、その男に拉致監禁された女性の不思議な日常を描いたエピソードは死人が出ないうえに加害者目線で終始描かれ、最後はなぜか泣けるという、まさかの展開をみせました。

他にも、危険で近寄りたくない隣人だと思っていた男性が、実は孤独で人との触れ合いに飢えていただけの、優しく良い人であることがわかる(外道の歌47話から49話)エピソードなど、登場人物の個性も豊かになっています。

善悪の屑・外道の歌が人気の理由!女性にも支持されるのは?


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

いくつかのエピソードをピックアップしましたが、いずれも詳しくは書いていません。特に、復讐の内容については文字に出来ないほど残酷です。

冒頭に書いたとおり、東京都から青少年の健全な育成にふさわしくない本である(アダルト系以外でなかなか最近はないと思うのですが…)とお墨付きまでもらっていますから、その内容の過激さはわかっていただけるでしょう。

にもかかわらず、電子書籍部門やコミックでも上位の人気を誇り、しかも女性にも多くの読者がいるというのはどういうわけでしょうか?

いくつか理由があります。

ひとつは、司法の限界への苛立ちが少しでも解消される疑似体験ができることにあります。

日本ではいわゆる私刑(リンチ)は禁じられていて、たとえ突然殴られたからと言ってそれにやり返してはいけません。もっというと、盗まれた自転車を見つけても、勝手に取り戻してもいけません。

法律にのっとって、警察に委ね、その後は司法によって裁かれ、相応の罰を受けさせる、これが日本のルールです。


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

しかし、その相応の罰というものが問題で、人を殺しても数年間服役すれば出所できるといった、罪と罰のアンバランスに不満の声が高まっていますよね。

この「善悪の屑」「外道の歌」では、その罪と罰のアンバランスの解消がはかられるため、ある種の爽快感があるわけです。

残酷な復讐が多いですが、そこまでして初めて罪と罰のバランスがとれるとも言えます。

また、女性の支持者が多い理由としては、性犯罪に対する罰の軽さを許さず、しっかりと罰を与える展開が支持されているのではと見られています。

わたしもファンの一人ですが、もちろんそういう理由もありますが、女性の方が残酷な描写に対する耐久性が強いということもあるのかな、と思います。

復讐のターゲットになるのは女性もいますし、どの立場も全てひっくるめて「どこにでもある日常が壊れる瞬間」「人が壊れる過程」に惹かれるファンも多いのではと感じます。

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善悪の屑・外道の歌はこんな人におすすめ


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

ジャンルでいうと社会派、クライムサスペンスになるのかもしれませんが、内容は非常に過激です。救いがないエピソードも多く、残酷な描写も多いので受け付けない人もいるでしょう。

単なる勧善懲悪といったものでもなく、東京都では不健全図書に指定されていることもあるので、「胸スカ」を求めて読んで後悔、ということがあるかもしれません。

どんな人におススメかというと、一番は「闇金ウシジマくん」でしょうね。

タッチもなんとなく似ていますし、実際に起こった事件(尼崎連続変死事件、光市母子殺害、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人、スマホのながら運転やドラッグによる危険運転、ママ友や隣人トラブルなど)や社会問題などをテーマに扱っているので、そういったタイプが好みの方にはまさにツボといったところです。

善悪の屑・外道の歌まとめ


(出典元:少年画報社 渡邊ダイスケ)

「善悪の屑」「外道の歌」は、いずれもU-NEXTFODその他多くのコミック配信サイトで取り扱いがあります。

U-NEXTではスマホでも共有でき、一度購入したタイトルは動画と同じようにいつでもスマホからも読むことが可能です。

レンタルではなく、購入になりますので、焦って読む必要もありません。

非常に過激な問題作、「善悪の屑」「外道の歌」ですが、社会のひずみと言うか、こんなことあってほしくないけれど起こってしまう許し難い事件の、許し難い結末を、フィクションの世界だけでもスカッとさせてくれる、閉塞した現代社会のいわば清涼飲料水的な存在であると私は思っています。

2019年には、白石晃士監督により、映画化も決定しています。主演は新井浩文、林遣都となっていて今から楽しみですね。
予習も兼ねて、原作も是非楽しんでください。

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