【あらすじ・感想】大ヒット海外ドラマ！ゲームオブスローンズ【相関図は？】
（出典元：1990-2018 IMDb.com, Inc.）
ある時、会社の同僚が私が書いているこのサイトを見て、感想などを述べてくれました。
その彼は、あまりテレビはみないとは言うものの、奥さんとたまに海外ドラマを見ることがあるとか。
その時、「ゲームオブスローンズにははまったなぁ・・・」とつぶやいたのですが、当時未見だった私は「なにそれ。ゲームなの？」とトンチンカンな返しをしてしまいました。
「まさか（海外ドラマの記事書ているくせに）知らないの？？？？」
そこから、ゲームオブスローンズについて熱弁を振るってくれたわけですが、あまりテレビを見ないという人もドはまりしてしまうというモンスター海外ドラマ、「ゲームオブスローンズ」とは、どんな内容なのでしょうか？
目次
ゲームオブスローンズの魅力
（出典元：1990-2018 IMDb.com, Inc.）
タイトルを見ただけで、なんとなくハリー・ポッター系、もしくはスターウォーズ系かな、と想像はできると思います。
この時点で、ファンタジー色やSFの要素が苦手な人は拒否反応を示すかもしれませんよね。
たしかに、設定や背景などは現代ではありませんし、はるか昔の人の力が神々の支配とぶつかり合っていた時代といった印象が強いです。
しかしよくよく見進めていくと、単にファンタジーだけでもなく、かといって戦国ドラマ的な要素ばかりでもない。
涙あり、感動あり、目を背けたくなるシーンや人間の心理、駆け引きなどまるで多くのドラマを混ぜたような仕上がりになっています。
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「ER緊急救命室」のような登場人物の多さ、それぞれの人間関係やそれにまつわるドラマがありつつ、映画「300」のような血で血を洗う戦いに魅せられ、法廷映画、サスペンスドラマさながらの心理戦に息もつかせぬ展開と、とにかくたくさんのテーマ、要素がちりばめられている「ゲームオブスローンズ」。
海外ドラマをあまり見ない人には、いわゆる「ベタ」な設定が受け、上級者にはその練り上げられた構想や心理描写についついはまってしまう人が続出しているのです。
＜予告1＞
ゲームオブスローンズのまとめ
（出典元：1990-2018 IMDb.com, Inc.）
原作は、ジョージ・R・Rマーティンで、「氷と炎の歌」という小説がベースです。製作は「セックスアンドザシティ」でおなじみの、HBO。中世ヨーロッパと思われる舞台で、その世界には妖精やドラゴン、魔法などが存在するファンタジーであり、バトルあり人間ドラマありのとにかく内容がてんこ盛りとなっています。
また、登場人物が非常に多く、特定の人物を主人公としていません。主要キャストが40名以上おり、小説ではもっと多いとか。ドラマ版では、小説での複数の人物設定を一人にまとめるなどして対応しています。
ロケや衣装など、臨場感や歴史的な色合いを濃く打ち出すためにもこだわりが随所に見られます。
そのため製作費も膨大で、1シーズン10話につき50～60億円（！）はあたりまえ、シーズン2以降はさらに15％の予算が追加され、シーズン6においては100億円をかけて製作された豪華すぎるドラマなのです。
＜シーズン1～2早わかりダイジェスト＞
ゲームオブスローンズのあらすじと押さえておくべきポイント
登場人物の多さゆえ、またあまり有名ではない（日本人にとっては、ですが）俳優が多いために、人物の関係性などをおさえておかないと「あれ？これは誰だっけ？」となってしまうこともあります。
そこで、シーズン1から見進めていくうえでおさえておくべきポイントをまとめました。
まず、大筋を説明していきます。
（出典元 1990-2018 IMDb.com, Inc.）
あらすじ
ウェスタロスという7つの国からなる大国において、その権力を手にするための争いが起きていました。
それまでも、幾度も各地の名家が覇権の象徴でもある「鉄の玉座」に座り、そして倒れていきました。物語は、当時の王が死去したことで起こったウェスタロスの内紛が軸になっています。
しかし、内紛が続く一方で昔から「ホワイト・ウォーカー」と呼ばれる超自然的脅威にひるまないための「鉄の壁（グレートウォール）」の向こう側で、古い悪の力が虎視眈々と復活の時に向けて集約されつつあったのでした。
（出典元：1990-2018 IMDb.com, Inc.）
そして、「ロバートの反乱」と呼ばれた戦いで追いやられた、当時の王家ダーガリエン家の生き残り、デナーリスによる「鉄の玉座」奪還のストーリーが重要な軸となっています。
これらを軸に、鉄の玉座を狙う名家の争いが主要なストーリーです。
主要名家
（出典元：HBO）
ストーリーの軸に多く関与している北部の領主スターク家。
主役級の扱いをシーズン序盤から感じますが、そういうわけではありません。ただ、主人公にふさわしい、人格的にも非常に優れた領主エドガーは、領民から慕われます。
しかし、その権力へ固執しない性格が、のちに争いに巻き込まれることに…
画像8（出典元 1990-2018 IMDb.com, Inc.）
ドラゴンの力を操れる旧王家のダーガリエン家は、一度は7大国の玉座を手中におさめますが、その後没落しエッソスという東部へ追いやられます。
しかし、生き残った者たちによって、再び鉄の玉座を奪還するために立ち上がります。
画像9（出典元 1990-2018 IMDb.com, Inc.）
武闘派で知られるラニスター家は、娘を政略結婚させるなど戦略的な面も持ち合わせており、その力は非常に大きい一族です。特に、次男のティリオンは人間的に大変格好良いのですが、反面、王妃のサーセイはどうしようもなく、その家族内での比較も興味深いです。
第3シーズン序盤では、その地位を確固たるものにしたかに見えますが、同盟相手のしたたかさにその地位を脅かされるようになります。
バラシオン家ロバートの乱でダーガリエン家に勝利したバラシオン家は、そのロバート・バラシオンを王にもつ名家。
7大国の王として君臨してはいますが、いかんせん、人望が薄く泰平の世とはいきません。
酒や女に溺れるあたり、「ダメな王様あるある」に当てはまりまくる一家です。
しかも、息子のうち一人、サディスティックな一面を持つジョフリー（写真）は、実は自分の子じゃなかったという・・・
基本的にはこの4名家がストーリーに序盤から大きく関わりますが、このほかにも多くの人物、一族が関わります。シーズンが進むにつれ、タイレル家、マーテル家、タリー家などもそれぞれの目論見、策略なども非常に面白いですよ。
＜予告3＞
ゲームオブスローンズの見どころ
なんといっても、ゲームオブスローンズの大きなテーマは「争い」と「暴力」です。
といっても、過激さに走ることはなく、争いの場面でもそれぞれ意味を持ち、それぞれが自身を正義だと思からこそ起こるのです。
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時として、子どもにはちょっとどうかな、というシーンもありますが、しっかりと「生」と「死」を描くことで、お花畑なファンタジードラマとは確実に一線を画しています。そこに、視聴者はどんどん引き付けられ、共感できる人物や愛すべき人物の苦悩や死を、リアルに感じてハマって行くのです。
武器や衣装なども非常に重厚で、衣装にいたっては長い間洗っていないような加工まで施されており、もはやテレビドラマの域を超えています。
（出典元：1990-2018 IMDb.com, Inc.）
日本の鎧や、イヌイットの毛皮、はてはアーティストが身に着けていた衣装などからもヒントを得、一つの国の文化に囚われないことでウェスタロスという舞台により独特の世界観を持たせています。
そして、このドラマの大きな特徴として、主要な人物がバッタバッタと死んでいくというものがあります。
SNSサイトなどでは、人気の登場人物が死ぬ運命にあることを嘆くファンの動画などもあるほど、そういったシーンが含まれるエピソードは世界共通で嘆き悲しまれます。しかしそれこそが、シーズンが進んでもファンが離れていかない大きな要因とも言えるでしょう。
次はだれが？！そんな、変な意味でのドキドキ感も楽しめます。
＜予告＞
ゲームオブスローンズをHuluで一気見！
現在Huluにて、シーズン1～シーズン7まで配信中です。
（Huluは2週間の無料お試し期間があります。）
ドラマ自体はシーズン8まで続きますが、次から次へとストーリーが膨らんでいきますので、やはりシーズン1からしっかり見た方がよいですね。
1話完結ものではないため、ある程度相関図などを把握してから見るのもおススメです。
＜Hulu公式 相関図【スターク家とラニスター家】＞
また、Huluでは、熱烈なファンであるデーブ・スペクター氏による実況スペシャル番組も配信されています。
人間の愛と憎しみ、エロスと暴力など、大人のエンターティンメントとして最高峰の海外ドラマ、「ゲームオブスローンズ」。見てない人は人生の半分を損しているというのも、あながち嘘ではないかもしれませんね。
シリーズが8までと長いように思いますが、通常のドラマが1シーズン20話程度あるのに対し、ゲームオブスローンズは平均10話。一気見するとしても半分です。
しかし、見始めたら「もっと見たい！」と思うこと間違いなしですので、あっという間にラストまで一気見してしまいますよ。
（出典元：1990-2018 IMDb.com, Inc.）
Huluでは、吹き替え版、字幕版の両方が用意されていますので、お好みの方を視聴してくださいね。
PC、タブレット、スマホでも視聴可能ですが、できればテレビの大きな画面でド迫力シーンを堪能してください。
Huluは、プレステなどのゲーム機（一部非対象）でも視聴できますし、さまざまな動画配信に対応するFire TV Stickなどもありますので、そちらも合わせて検討してみてくださいね。
