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【あらすじ・ネタバレ】米国外で初のリメイク!「コールドケース~真実の扉~」


(出典元:© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.)

海外ドラマ好きな方ならその名を知らぬ者はいない、アメリカの大人気犯罪捜査ドラマ「コールドケース」。

迷宮入りしてしまった事件を紐解き、解決への扉を開くこのドラマは、2003年から2010年までの全7シーズンが放送され、日本でも大人気のドラマとなりました。

WOWOWでは2016年、開局25周年を記念してワーナー・ブラザーズより権利を獲得し、日本版を制作することになりました。

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基本的にキャストやストーリーはオリジナルを基に日本に当てはめられていますが、エピソードはオリジナルにかなり忠実に作られていますので、原作ドラマのファンの人でも楽しめる作りになっています。

ネタバレ、見どころなどをまとめました!

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<予告>

コールドケースのあらすじ・ネタバレ!登場人物と設定


(出典元:© 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.)

舞台は横浜、神奈川県警捜査一課。警部の石川百合(吉田羊=オリジナルのリリー・ラッシュ)を中心に、過去に解決できなかった事件(未解決事件=コールドケース)の捜査を担当。

再送さのきっかけは様々で、被害者遺族からの相談や、新しい証拠、同一犯による新しい犯行などがあります。

同僚には高木(永山絢斗)、立川(滝藤賢一)、金子(三石研)らがおり、上司である本木警視(三浦友和)のもと捜査を展開していきます。

このキャスティングもすべて本国アメリカの「コールドケース」のキャストにモデルがいて、エピソードの構成なども本国の「コールドケース」と同じになっています。


(出典元 © 2018 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.)

シーズン1は、オリジナルドラマのシーズン1~2のなかから厳選されたエピソードをリメイクされており、全てのエピソードにおいて、その当時に流行した歌が使用されています。また、事件の背景などもその当時の大きな事件や社会問題などが反映されています。

事件の関係者は過去と現在の2パターンあり、事件当時若者だった場合は、その後別の俳優が演じることでその時間経過を明確にする手法をとっているのも、オリジナルドラマと同一です。

<オリジナル版OP>

<日本版特報>

コールドケースのエピソードをピックアップ!

では、すでに放送されたエピソードからいくつかご紹介しましょう。

シーズン1第一話「閉ざされた声」


(出典元:WOWOW)

ある日、団地での飛び降り事件を捜査していた捜査チームに、「殺人を見た」という情報を持った女性が訪ねてきます。その事件は1996年に起こった、工藤順一という男性が父親にあてた遺書を胸に死亡していたというもので、自殺と他殺の両面で捜査されたものの、解決に至っていませんでした。

彼は、自己啓発団体に所属しており、石川らはその団体が関係していたと考えますが、当時の団体主宰者・森永(吹越満)は服役中で、その他の幹部・黒井(三浦誠己)や関係者もすでに団体とは距離を置いていました。

家族はその事件を忘れたいと思うようになっており、なかなか協力が得られない中の捜査でしたが、彼は父親を恨んでいたという証言や、団体にいたとある女性(真飛聖)と親密になったことが関係しているというような証言を得ます。

同じ時、石川の自宅に何者かが忍び込んで自己啓発団体の名の落書きをします。

収監中の森永によるものと踏んだ石川らでしたが、その落書きと同じ筆跡に人物を見つけ・・・

シーズン1第2話「記憶」


(出典元:WOWOW)

団地の窓から幼い娘と母親が転落して死亡した事件は、現場の状況や南米系の男が逃走したという目撃情報があったことで殺人事件として捜査されていましたが、娘は即死、母親は1年以上も昏睡状態で未解決でした。

その母親・ひとみ(仲里依紗)が目を覚ましたことで、事件は動き始めます。

目を覚ましたひとみは、「蝶々」という言葉をうわごとのようにつぶやき、痣のある男が娘を殴り、自分たちをこんな目に遭わせたといいますが、娘の死を覚えていません。

捜査の過程で南米系の男が、娘の小学校の用務員として働いていることがわかり、またその男がひとみと娘とかかわりを持っていたことがわかります。そしてその男は、ひとみ母子の部屋にあった監視カメラを盗んでいました。

母子家庭であるひとみ母子を見守っていた児童相談所の三宅(甲本雅裕)からは、ひとみには複数の男性の影があったとしらされます。

母親が子どもをないがしろにしていたと思い込んでいた石川でしたが、その監視カメラは娘の部屋をモニターしていたことがわかり…

第1シーズン第4話「オリオン」


(出典元:WOWOW)

12年前、夫からのDVに苦しんでいた理沙は、ある日「パパがきたら隠れなさい」そう言い残して失踪していました。

行方が分からず、事件が迷宮入りしたかと思われましたが、12年経って森から理沙の首なし遺体が発見されます。

さらに、同じ場所から同じ首なしの遺体が8体も発見されたことで、同一犯による連続殺人として捜査が始まりました。捜査を進めていくうちに、犯人は過去の事件調書を閲覧できる立場の人間である可能性が高くなり、警察の資料室にいる赤松(ユースケ・サンタマリア)に目をつけます。

赤松に事情聴取を行うも、赤松は石川らのチーム全員のプロファイルを行って、逆に捜査員を翻弄します。

赤松との決着はつかず、このエピソードは最終話へ引き継がれます。

コールドケースの見どころと原作との違いは?

日本ならではの設定とその難しさ


(出典元:WOWOW)

監督である波多野監督によれば、日本版にリメイクするにあたり、いくつかの問題点があったようです。

ひとつは、「時効」の問題。あまりにも昔の事件に設定してしまうと無理が出てくるため、シーズン1では主に1990年代以降の事件が取り扱われます。中には50年近く前の事件を掘り起こすこともありますが、そういったエピソードは、犯人逮捕というよりも前に進むことが出来ない遺族や関係者、そして真実が明かされないままでいた被害者自身を救済する、そんな意味合いで仕上げてあります。

これはオリジナルのコールドケースでも用いられていて、犯人が逮捕されない、出来ないことがドラマをいっそう切なく、印象深いものに仕上げています。

また、オリジナルの場合はアメリカですから銃による事件が多いですが、日本の場合そうはいきませんから、そのあたりも苦労したようですね。

ドラマを彩る懐かしのあの歌


(出典元:WOWOW)

オリジナルも、日本版も、いずれもたくさんの楽曲が使用されています。

これは「コールドケース」というドラマの一番大きな特徴で、日本版を制作するにあたり外すことは出来ない設定です。

日本版コールドケースは、日本のみならず世界へと発信する目的もあるドラマですから、その楽曲が日本の歌ばかりになるというのも良くないということで、楽曲の選択は非常に苦労したようです。

また、日本語の歌を使用すると、あたかもその歌詞に意味があるかのように視聴者が誤解する恐れもありました。

海外の視聴者が見ても年代を意識できるように、洋楽、邦楽をバランスよく取り入れられています。

ただ、たくさんの楽曲を使用したため、オリジナル版はDVD化されておらず、日本版はDVD化にあたって楽曲は差し替えが行われました。

これが実は結構問題で、懐かしさや時代の感じ方が大きく削がれる結果となってしまっています。しかも、DVD版におさめられた差し替えられた名も無き曲(ドラマのためだけに作られたと推定)の質が高く、特に第4話「オリオン」の中で重要視される曲はフルで聴きたいという声も多いです。

なお、WOWOWでの再放送時にはおそらくオリジナルの楽曲が使われるものと思われます。

過去と現在を生きる人々


(出典元 WOWOW)

オリジナルは、冒頭でその年代を彩る楽曲と共に、事件発生(阪神淡路大震災、オウム事件など)の様子や関係者の人間関係が描かれます。

現在との区別をつけるため、モノクロ、セピア調の撮影となっており、時にはその時代の社会的な背景も差し込まれます。

事件の全貌が解明される終盤では、過去の映像と現在の映像が錯綜し、事件の被害者がその当時の姿で佇む姿をリリー・ラッシュ刑事が穏やかに見つめる、そういう終わり方が定番となっています。

日本版でも、その手法は守られており、冒頭で過去の事件を映します。その際には、事件発生時の時代背景が映像やキャストのセリフなどで視聴者に理解させる、これはどのエピソードにも共通します。

ずっと明かされなかった真実の中には、明かされない方が関係者には幸せだったのでは、という後味の悪い結末もあります(シーズン1第2話は最後の最後でまさかの展開でした)。

たくさんの関係者が、過去に苦しみ、たとえ辛い真実であってもそれを知ることでようやく歩き出せる、そういう部分を非常に丁寧に描いてあるのも見どころのひとつです。

豪華なゲスト俳優陣!


(出典元:WOWOW)

レギュラーメンバーも非常に実力のある俳優がそろっています(三浦友和、三石研、滝藤賢一、これだけでも質が高いことがわかりますよね)が、それだけではなくゲストで登場する面々も豪華です。

シーズン1では、仲代達矢、門脇麦、ユースケ・サンタマリア、奥菜恵など、実力派の俳優が姪揃いです。

シーズン2でも、宮藤官九郎、吉岡秀隆、田中圭、奥田英二、佐藤浩市らが出演しており、楽しみです。

監督によれば、レギュラー陣について監督からの支持はほとんどなく、非常に楽だったとのこと。俳優陣からすれば、シナリオが優秀であるため演じやすいという声があり、その相乗効果が期待できます。

地上波ではお目にかかれないシナリオ、キャスティングですので、骨太のドラマが見たい!という方には絶対おすすめです。

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(出典元:WOWOW)

コールドケース~真実の扉~は、オリジナル版に非常に忠実なドラマとなっており、原作のファンの方にも好評です。私も全話見ましたが、俳優陣の素晴らしさもあり、最近のドラマの中では見ごたえのあるドラマでした。

現在WOWOWでコールドケース~真実の扉~シーズン2が放送中です。

<予告>

シーズン1を見ていなくても十分楽しめますが、主人公・石川百合(吉田羊)の個人的な部分が多く明かされていますので、ぜひご覧になってほしいと思います。

さらに、シーズン2では石川以外のキャストの背景も詳しく描かれるとのこと、楽しみです。

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